我が家の場合は、誕生して2日後の沐浴の際に背中のあざを発見し、その後単純性血管腫と診断されました。
赤ちゃんの時に複数の皮膚科で相談し、レーザー治療を受けることにし1年ほど通院しましたがあざは消えていません。
・大人になってからでもいいと言われたレーザー治療を幼児期に開始した経験
・単純性血管腫のレーザー後の経過
についてご紹介します。
※あくまでの我が家の場合の経験談です。
単純性血管腫と診断されるまで
生まれて2日後に発見したあざ
我が家の場合、あざを発見したのは出産して2日後の私が初めて赤ちゃんを沐浴させた時でした。
それまで授乳やおむつ替えをしていましたが、場所が背中だったからか気づきませんでした。
ちょうど沐浴指導をしてくれたのが出産した時の助産師さんだったので思わず「これは何ですか?」と聞いてしまいました。
その助産師さんも驚いていて、出産のときからあったら気づくはずだから出産の時にはなかったはずと話していました。
小さな背中に握りこぶしくらいの赤紫色に見えたあざがありました。
ふくらみはありませんでした。
1ヵ月検診ではそのうち消えると言われる
総合病院での出産だったので、小児科の先生や皮膚科の先生にすぐ診てもらえたのですがその時は血管腫ということも言われず、命に関わる病気ではないから経過観察をすると言われただけでした。
そして、退院し1ヵ月検診の時に正式に皮膚科を受信しましたがその時の先生からは「そのうち消えるから大丈夫」と言われました。
皮膚科受診
里帰り出産だったので、その後自宅に帰りましたがあざが消える気配は全くなかったので他の件で受診した際に近くの皮膚科で相談してみました。
初めの病院では「たぶんこれは血管腫だね」と言われ、その先生には「そのうちレーザー治療と言う方法もあるけど男の子だし気にしなくていいんじゃない?」と言われました。
その後、別の皮膚科も受診しその先生には「3歳過ぎたらレーザー治療を始めてもいいかも」と言われました。
そして、レーザー治療をするために大学病院へ行った時に正式に「単純性血管腫」と診断されました。
単純性血管腫「大人になってからでもいい」と言われたレーザーを幼児で開始
私はレーザー治療を開始する前に近くにある皮膚科2つに相談に行きました。
1つ目の病院の先生は
「男の子だからそんなに気にしなくていいんじゃない?」
という雰囲気でした。
2つ目の病院の先生は
「3歳を過ぎたらレーザー治療を始めてもいいでしょう。」
ということでした。
私としては、幼稚園へ入園するまでの時間のあるうちに進められるなら治療をすすめたいと思っていました。
男の子でも消せる可能性があるなら治療をしたいとも思ったんです。
あとは、それまで複数の先生に診てもらって先生によって意見も異なるということが分かったので大きな病院できちんと診てもらいたいという気持ちもありました。
こうして、1つ目のかかりつけで通っていた皮膚科の先生に紹介状を書いてもらって大学病院を受診することにしました。
大学病院へは電車で行かないといけないのと、レーザー治療は手術にあたるため(私たちが通った病院は)午後にしかできなかったので上の子の幼稚園バスが帰ってくる時間ぎりぎり間に合うようにといつもひやひやしながら通っていました。
そして、ちょうど1年ほどレーザー治療を続けたころ「これ以上は消えないと思う」と先生に言われ、幼稚園入園のタイミングもあったのでここで一旦レーザー治療を終了することにしました。
我が家は転勤族なのですが、引っ越し先の地域では大きな病院が近くなかったのであのタイミングでレーザー治療をしておいて今となっては良かったと思っています。
(子どもの医療費助成も違ったので、その面でもしておいてよかったです…。)
単純性血管腫レーザー経過
単純性血管腫のレーザー治療を終えてから、もうすでに8年ほどたっていますが、あざは消えていません。
最後の診察の際に「あまり強い紫外線には当てない方がいい」と言われていたので、幼稚園や小学校のプールの授業の時にはラッシュガードを着ています。
我が家の場合はあざがあるのが背中なので、本人は普段の生活の中で自分のあざを目にすることがないためあまり気になっていないようです。
ただ、学校での着替えの時に「これ何?どうしたの?」と聞かれることはあるそうで「生まれた時からあるんだよ。自分の印」と私が小さい時から言ってきた「背中のあざはあなたの印なんだよ」というのをそのままお友達に伝えているそうです。
小学校低学年の時にプールボランティアのお手伝いに行った時にはお友達が不思議そうにあざをなでて触っているのを見てなんだかうれしかったです。
「あざが原因でいじめられたらどうしよう」と考えたこともあったので、これから中学・高校のお友だちにも恵まれるといいなと祈るばかりです…
単純性血管腫レーザーで消えない?のまとめ
我が子の場合ではありますが、単純性血管腫のレーザー治療をしましたが現在のところ消えていません。
今のところ様子を見ているという状況ですが、普段の生活で困ることは何もありません。
あざは赤ちゃんの時には握りこぶしくらいの大きさだったのが、体が大きくなって皮膚と一緒にあざも広がっているように感じます。
一概に単純性血管腫といっても個人差があるのでご参考までに読んでいただけたらと思います。
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